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ひらら工作


ドラム缶籾殻くん炭製造器


  
○参考リンク
TANBOさんの籾殻薫炭の焼方
ドラム缶工業会
道具道楽

□もみ殻くん炭
 もみ殻をいぶし焼きにして炭化させたもの。土壌改良材として使います。
 土に混ぜることによって土を柔らかくし、根の伸長や発芽を助けます。くん炭の表面は多孔質となっており善玉微生物がそこに棲みつき有機養分を無機化して根に吸収されやすくします。
 また、炭の消毒・殺菌作用で連作障害の改善に効果があります。土を再生する能力があるため、古いプランターの土もくん炭を10%ほど混ぜるだけで再生します。

□もみ殻の入手
 秋の収穫時にはJAのライスセンターからもらってきます。その時期以外は、近くのコイン精米所からもらってきます。いずれも無料です。

□耐火パテ
 1100度の超高温でも充てん効果を発揮する不燃性のシーラーで、お風呂、湯沸かし器などの排気管と壁面のすきま充填、煙突・排気管の穴、ひび割れの補修、車のマフラーの穴埋めに最適です。金属・モルタル・煉瓦などの材質にもよく接着します。

□はじめに
昨年ドラム缶を使った籾殻くん炭焼を試みましたが、半分以上が灰になってしまってうまくできませんでした。TANBOさんのページに参考になる製作例がありましたので追試をすることにします。

□設計のポイント
1火は上部から点火し、送風して燃焼時間を短縮する。
2中に火が回ったら、煙突と吸気口を閉じる。
3ふた付きドラム缶を使う。
4吸気口は中央まで延長しておく。
5足場パイプを使って回転装置を付ける。

□材料と部品
1ふた付きドラム缶    200l      1
2足場用単管       1m        8
3単管用直交クランプ           6
4単管用自在クランク           2
5固定ベース                2

  135円     135円
6煙突 直径100              2
7煙突接ぎ手(エルボ)          2
8ボルトナット(M8×20)        8

9ファン 12V用              1
10塩ビ管                  1
11バッテリー               1
12耐火パテ                1 

□使用工具

1ドリル


2ジグソー



3高速切断機

4レンチ

□製作手順
1煙突用の穴あけと煙突の取り付け
・ドラム缶のふたに直径100ミリの穴をけがいて、3〜4カ所に6ミリのドリルで穴を開けます。
・ジグソーを使って穴を開けます。
・ヤスリ等で修正します。
・煙突エルボを差し込み、すきまを耐火パテまたは溶接でふさぎます。

2送風口穴とパイプの取り付け
・ドラム缶の下部に直径49ミリの穴をけがいて、3〜4カ所に6ミリのドリルで穴を開けます。
・ジグソーを使って穴を開けます。
・ヤスリ等で修正します。
・先端がドラム缶の底の中央になるように吸気パイプをさしこみ、すきまを耐火パテまたは溶接でふさぎます。

3回転金具の取り付け
・ドラム缶の下部から1/2ほどの位置に単管固定ベース取り付け用の穴を開けます。
・ボルトナットで固定します。

4回転台の製作
・単管8本を直交クランプと自在クランプを使って写真の様に組み立てます。

5送風ファン
・廃棄パソコンから取り外した12Vで作動するファンを直径50ミリの塩ビパイプに取り付け加工をします。

・電源は12Vのバッテリーを使用します。


□使用法の実際

 単管を使った製造器は実はまだ製作していません。現在使用中の装置で説明します。

 

(部材と加工)
1ドラム缶の底にドリルとジグソーで直径10センチほどの穴をあけます。
2針金と細かな金網で送風口をつくります
3煙突は3mほどの雨樋を用意します
4ファンからの送風パイプは雨樋の部品を流用します
5ドラム缶を浮かせるためのレンガを3個用意します
6木酢液の受け皿として古い鍋を用意します。

(使用法)
1ブロックの上にドラム缶をのせ、金網と送風ファンをセットします。
2上部5センチを残してもみ殻をドラム缶に入れます。
3もみ殻の上部で新聞紙2〜3日分を燃やします。
4ファンをバッテリーにつなぎ送風します。
5もみ殻に火がついたことを確認し、受け皿をのせふたをします。
6ドラム缶のふたの給油口に雨樋を差し込んで煙突とします
7待つこと5時間ほどで焼き上がります
8ドラム缶をひっくり返して、もみ殻に水をかけて消火します。

(注意点)
1火災防止のため風のない日に畑の真ん中などで行います。
2時間をかけすぎるともみ殻が灰になってしまいます。
3十分水をかけて鎮火しないと再燃することがあります。